早稲田大学総合研究機構 宇宙科学観測研究所 公開セミナー 「最先端観測機器開発による宇宙科学観測」参加者募集
記事公開日:2016.03.03
宇宙科学観測研究所は、宇宙科学観測体制を自立的に構築するため、(1)宇宙科学観測の実施、(2)先端的観測技術の開発、(3)超小型衛星開発による教育の三つの柱を中心とした融合的研究を行っています。今般、これまでの研究成果の実例を含めた報告、および今後の研究展開などについてお話させていただくため、公開セミナーを開催させていただくこととしました。観測についてはJAXA、超小型衛星開発については、内閣府最先端研究開発支援(FIRST) プログラム(ほどよし衛星プロジェクト:中心研究者 東京大学 中須賀真一/次世代宇宙システム技術研究組合)との共同研究を組ませていただいており、それらの研究成果も含めて報告させていただく予定です。早稲田・東大・組合との共同研究において、早稲田大学キャンパス内に設置した超小型衛星開発サイト(各種試験機器、クリンブース等設備)での研究結果の報告などもいたします。ご期待ください。なお、本公開セミナーは、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の支援を受け、理工学研究所と次世代宇宙システム技術研究組合の共催により実施されます。
プログラム
・ 12:30 受付開始
・ 13:00-13:05 趣旨説明: 早稲田大学 理工学術院 教授 鳥居 祥二
・ 13:05-13:20 挨拶:早稲田大学 理工学術院 教授 山川 宏
・ 13:20-14:00 講演:「国際宇宙ステーション「きぼう」搭載CALETによる宇宙線観測
−高エネルギー宇宙の謎に迫る−」鳥居祥二
・ 14:00-14:40 講演:「超小型衛星がひらく未来」東京大学 工学系研究科 教授 中須賀 真一
・ 14:40-15:20 講演:「超小型衛星で開く宇宙の産業化−次世代宇宙システム技術研究組合の早稲田喜久井キャンパス実験室紹介等−」次世代宇宙システム技術研究組合 代表理事 山口 耕司
・ 15:20-15:30 休憩
・ 15:30-16:10 講演:「惑星探査用核分光計による火星衛星フォボスの起源に迫る」
早稲田大学 理工学術院 教授 長谷部 信行
・ 16:10-16:50 講演:「衛星通信ネットワークと地上系との連携」 早稲田大学基幹理工学部情報通信学科 教授 嶋本 薫
・ 16:50-17:30 講演:「超小型衛星WASEDA-SAT3の開発状況・運用計画について」早稲田大学 理工学術院 教授 宮下 朋之
・ 17:30-17:40: まとめと今後 鳥居祥二
セミナー終了後に懇親会がございます
時間:18:00-20:00
会場:レストラン 楠亭(新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大隈会館内)
会費:社会人2000円、学生500円
参加申込
参加ご希望の方は、Peatixの募集ページにある【チケットを申し込む】をクリックして、必要事項をご記入ください。(募集ページ https://wasedanestra.peatix.com/)
また、info@nestra.jpでも承ります。
[氏名][ふりがな][所属(大学、学科名)][役職(学生は研究室名)][学年][メールアドレス][懇親会参加の有無(早稲田大学学生の場合は所属研究室を記載のこと)]を明記の上、件名に「3/15セミナー参加希望」と書いて送信してください。
主催:早稲田大学 宇宙科学観測研究所
共催:早稲田大学 理工学研究所、次世代宇宙システム技術研究組合
【本件お問い合わせ先】
早稲田大学理工学術院 鳥居祥二研究室
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 早稲田大学 大久保キャンパス 55号館S棟301A
電話:03-5286-3090
【セミナー事務局】
次世代宇宙システム技術研究組合
〒221-0822 横浜市神奈川区西神奈川1-7-8 ことぶきビル2-A
電話:045-317-6970、FAX:045-594-7464